カテゴリ:+ Book( 45 )
音楽と夕暮れをめぐる五つの物語
f0063721_1421135.jpg

5つの短編によるノクターン。
カズオイシグロが書き下ろした初めての短編集を読んだ。
音楽を主題に書かれた小説は数多くありますが
この「夜想曲集」も音楽と夕暮れをめぐる五つの物語という副題の通り
人生の黄昏、愛の終わり、若き日の野心、才能の神秘、叶えられなかった夢。
それぞれを音楽を通して描かれていた。小説の中で流れる音楽はさまざま。
どの音楽も登場人物の人生と深く結びついている。
ストーリーには特にどんでん返しなどなく品の良さを感じる。
淡々と人生は哀しいと描いている。しかし読後の味わい深い余韻が何とも言えない。
もちろん哀しいということを書くだけでこの小説が終わるわけではなく
物語全体から感じる人生の哀しさは逆説的に豊かさや深みを感じさせる。

サンマルコ広場を舞台にギタリストとアメリカの大物シンガーの
奇妙な偶然の出会いを描いた「老歌手」が好きだった。



[PR]
by canoa | 2012-02-04 14:19 | + Book
クリスマスプレゼント
f0063721_0103811.jpg

Bingo !

とは、いきませんでした!(笑)

クリスマス忘年会にてビンゴゲーム。
毎年出ているのに、クリスマスプレゼント当たったためしがありません。

f0063721_1461932.jpg

Christmas Present !

こちらはよく訪ねている方のブログでのおすすめの文章を見て手元に置いていた本。
せっかくなので、クリスマス時期に読みたいなと今日読み終えた。
短編集ですが読み応えたっぷり。まさに、どんでん返し16連発。
最新作の007の原作もジェフリーディーバーだそうですから、
これはもう今のアメリカNo.1のミステリー作家でしょうね。

f0063721_27383.jpg

ジェフリーディーバーとボンドガール。
でも、やっぱり最初に目がいくのはBSA。(笑)
[PR]
by canoa | 2011-12-22 00:31 | + Book
The letters of a Portuguese nun
f0063721_23582160.jpg

f0063721_05542.gifThe letters of a Portuguese nun
(Marianna Alcoforado) (1893)

17世紀ポルトガル修道女の五通の手紙。
激情のままに綴られる喜び、悲嘆、愛情、憎悪、嫉妬、自尊心、卑下、非難、寛容。

「BOOKデータベース」より
[PR]
by canoa | 2011-10-09 23:58 | + Book
古本屋
f0063721_7551745.jpg

古本屋さんにはワクワクする感じがあります。
新刊書が同じように積んである普通の本屋さんとは明らかに別の世界。
マルとの散歩道にある小さな古本屋です。
店を開けていることすら少ないこの店の前を通りかかる。
白い肌着のシャツの男が店主。黒い帽子の男はなじみの客のようです。

二人の男が肩を並べて話しているのは…。
[PR]
by canoa | 2011-09-26 07:55 | + Book
夏への扉
たしかに何年か前に読んでいて、本棚にあったはずの本が見つからない。
最初に読んだのは20年以上も前なので何処かで処分してしまったのか?
記憶が定かではなかった。

一昨日、本屋でたまたま目に入って来たのを理由に買って帰る。
ロバート・A・ハインライン『夏への扉』

そして、家へ。
何気なく本棚に目をやる。
すると…探してみた時にはなかったのに。
f0063721_21585438.jpg

また2冊になってしまいました。
今回の2冊の本の問題は明らかに意識があってのことだけど
まったく自分が持っていることを忘れて同じ本を買ってしまうことも
僕にはたまにある(笑)
そんな時は情けない記憶力にちょっと凹む。

今回は修学旅行に息子の持っていく1冊にかみさんが選んでくれたようなので
無駄にはならないようです。
[PR]
by canoa | 2011-06-02 17:32 | + Book
i文庫HDで
遅ればせながら話題になっているi文庫HDを使ってみました。
本棚への整理、検索、操作が気持ちいい。
青空文庫にはずいぶんと沢山のストックも。
ページデザインもフォントの選択、表示の大小など自分の読みやすい設定で。
さらにページをめくる感じがリアルにアナログです。(笑)

写真の世界からフィルムがどんどん消えていったように
本の世界からも本当に紙がなくなる日がくるんでしょうか?

リストをみていると…

佐藤垢石『たぬき汁』

釣、酒、人生を語る。その奔放さ
憧憬と嘆きの深さでは並ぶもののない名随筆。
故郷の山河を描く名文は眼をあざむくばかりだ。

ちょっと読んでみた。
確かに書いてあることもその文章の好きなところも変わらない。
むしろ読みやすさならi文庫HD。

f0063721_9155642.jpg


でも、やっぱり自分の好きな文章は
生み出すのに苦労された作家に
敬意を払いつつ本にしたいと思う。

f0063721_9154953.jpg

[PR]
by canoa | 2011-05-25 08:16 | + Book
BLEU , BLUES , BLEUET
思い返してみると
一日の間には、いろいろな目的のための、
いろんな人の文章を沢山読んでいる。
朝、ニュースにざっと目を通すことから始まり、
読みかけの本、仕事の資料、企画書、広告のためのコピー。
間ではいろんな人のブログをはじめ、webでの情報、
Twitterでのつぶやきまで…。(笑)
f0063721_7255198.jpg

BLEU , BLUES , BLEUET

昨晩一日の最後に読んだのは「おぱらばん」。短編小説集の一編。
いつのまにかフランスの街角に主人公と一緒にいるような気分になってくる。
文章は誰でも書けるけれど、(僕でも。笑)この堀江さんの文章は芸術的だと感じた。
一気に読むのはもったいと思うくらい…。
電車の中で読んだりしないで、
今は寝る前に少しだけ大事に読む。
[PR]
by canoa | 2011-05-12 09:35 | + Book
もののはずみ
f0063721_8294225.jpg


堀江敏幸の『もののはずみ』という本を読んだ。

堀江さんは子供の頃から身の回りの
日用品や家電製品、文具…あらゆるものに感心があったそうだ。
僕も本当に小さな頃から同じだったから最初のページにそう書かれていることで
グッとつかまれる。雑貨店を見たり、軽自動車が買える程の価格の輸入オーディオを見たり
文具店や金物屋さんで過ごす時間が大好きと書いている。そこも一緒。
ちょっと昔(古くても100年前まで)の製品に
一番興味を持っているらしいところもさらに一緒。(笑)
新聞連載されたこの作品は、フランスで出会った「物心」をテーマに
さりげない文章で仕上げている。

どんなものにでも他の誰かのところではなく
自分のところにやって来ることになったいくつもの偶然の重なりと、
そこに絡んでいた人々のつながりこそを
「物心」あらんと欲する私たちは愛するわけで、
もしかすると「物」自体より、背後にあるさまざまな「物」を語ることのほうを、
物語のほうを、大切にしているのかもしれないのである。

と書いている。
さらにものを美しくするのは「時間」
堀江さんは文章の中に「時間」を描いている。
名のあるものか、ないものか、本物か?偽物か?
ということはさておき、その後ろにある物語を大事にしている。
ものにひかれるのは、そこにある気持ちにひかれるということでしょうか。
ゴールデンウィーク初日。まずは気分転換。
読み心地が、とても気持よかった。

映画「アメリ」のラストシーンにでてくるフランスの愛すべき原付自転車ブランド
「ソレックス」を芝刈り機を操作しているのに似ていると思われたところは笑った。
それはだいぶ違うと思ったけど…(笑)
[PR]
by canoa | 2011-04-30 00:38 | + Book
原稿用紙
f0063721_02722100.jpg
f0063721_0385657.jpg

ヘミングウェイとの出会いが書かれた原稿用紙。
没後50年のヘミングウェイ特集。
筆者は開高健。

↑原稿用紙クリックで少し大きく表示されます。
[PR]
by canoa | 2011-04-08 00:28 | + Book
猫の食事
フゥ太の食事場所はキッチンのカウンターの上。
ここなら高い場所なのでマルに横取りされない。
f0063721_0162531.jpg

サバトラの猫はいろんな人が飼っています。
同じように高い場所で食事をとっている良く似ている猫!
f0063721_0161386.jpg

後ろにいるのは大の猫好き、アーネスト・ヘミングウェイ。

今年は没後50年に当たる年だそうです。

「これは僕が生涯目指してきた文章だ。
 読みやすくて、単純で、短く思えるが、
 そこには目に見えるこの世界と、
 一人の人間の精神世界のすべての次元が
 入っているんだ」

と、ヘミングウェイ本人が語った「老人と海」
この機会にまた読んでいます。
[PR]
by canoa | 2011-04-06 00:16 | + Book



SINGLE DUCATI DIARY
by canoa
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新の記事
Sailcloth
at 2013-01-16 17:46
新年
at 2013-01-05 18:29
ラストスパート
at 2012-12-11 07:58
Single Ducati ..
at 2012-11-04 21:50
2CV
at 2012-10-10 16:23
江戸城跡
at 2012-10-09 23:46
FaceBook
at 2012-10-04 18:36
蘇る
at 2012-09-28 09:10
Salad Niçoise
at 2012-09-24 22:40
宣言 !
at 2012-09-22 23:37
カテゴリ
全体
+ Motorcycles
+ Dog
+ Photo
+ Profile
+ Family
+ a Day
+ Job
+ Movie
+ View
+ Book
+ Plants
+ Car
+ Cat
+ Synchronicity
+ Portrait
+ Arts
+ Music
+ Food
+ Fishing
+ Sports
+ Mac
+ Fashion
以前の記事
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
リンク
その他のジャンル
ブログパーツ
検索
ブログジャンル
画像一覧