カテゴリ:+ Arts( 20 )
Mighty Atom
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帰り道立ち寄った有隣堂、アトムのグッズをたくさん集めて売っていた。
なんでかな?と思ったが特別気にも留めずに帰って来た。
調べてみると今日2月9日は手塚治虫の命日だそうです。
生涯600作品を残したという手塚治虫の作品は全部はとても読めていませんが
中学時代からずいぶんと親しんできました。
『火の鳥』を初めて読んだ時の驚きと気持ち良さは今でも忘れません。
『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『W3』…
新しいところでは『ブッダ』や『ブラック・ジャック』や『アドルフに告ぐ』
と言っても80年代でしょうかね?どれを読んでも裏切られたことはなかった。

漫画の神様、手塚治虫がなくなって23年。
今夜は『火の鳥・未来編』を読みながら寝ることにします。
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by canoa | 2012-02-10 00:02 | + Arts
白の秘密
確か10日程前の朝日新聞だったのですが文化欄に
モンパルナスの画家藤田嗣治(Léonard Foujita)の記事が載っているのを読んだ。
藤田と言えば描く作品の白が美しいことは誰もが知るところ。

その白の秘密。

記事では写真家土門拳の撮った藤田嗣治のアトリエの写真の一枚に
和光堂というメーカーのシッカロール(ベビーパウダー)の缶が写り込んでいる。
白をシッカロールで代用したのではないだろうかと推測している。

なるほど。そう言うことだったんですね。

僕は知らなかったので、先週土曜日にRoadで行ったのは
一番近くで藤田の作品を見ることの出来る西洋美術館。
絵を隅々まで観察。

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絵の表面の分析などから、乳白色の色合いや、滑らかな質感を表現するために、
キャンバスに白い粉末をまぶしていたことは分かっていたけれど
それがシッカロールのものと、この土門拳の写真で明らかになった。
油絵の画材に日本の墨を用いるなど、様々な技法に挑戦した。
使えるものは何でも使おうという柔軟性がうかがえると紹介されていました。
既成概念にとらわれないルールブレイク。
その上であの独特の品の良さは生まれているんですね。
一度沢山の作品が見たいな。
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by canoa | 2011-07-19 23:17 | + Arts
枯れない気持ち
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今日も一日しとしとと雨が降る。
以前にもどこかで書いたことだけれど雨の日は静かで穏やかです。
(強い雨ではなかなかそうはいえないけれど…)
雨音を聞きながらの読書、
濡れた景色を見ながらの音楽鑑賞。
文章を書くにも…。
外の景色はコントラストが弱くフラットで、淡いグラデーション。
雨が降るべき季節にちゃんと降り、
暑い季節にはちゃんと暑くならないと、
植物たちは育たないし、
同じように動物や人間も体調が悪くなるから…。

紫陽花もあと少しで満開です。


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『紫陽花に燕』  葛飾北斎



75歳、北斎の言葉。

*
己六才より物の形状を写の癖ありて
半百の比より数々画図を顕すといへども
七十年前画く処は実に取に足ものなし
七十三才にして
稍禽獣虫魚の骨格草木の出生を悟し得たり
故に八十六才にしては益々進み
九十才にして猶其奥意を極め
一百歳にして正に神妙ならんか
百有十歳にしては一点一格にして
生るがごとくならん
願はくは長寿の君子
予が言の妄ならざるを見たまふべし


*
「私は六歳から物の形を写す癖があって
五十歳のころからしばしば画図を描いて世に出してきたが、
七十歳以前に描いたものは、
じつに取るに足らないものばかりである。
七十三歳になってやっとやや鳥・獣・虫・魚などの
骨格や草木の生態を知ることを得た。
だから八十六歳になればますます画技が進み、
九十歳ではさらにその奥義を極め
100歳ではまさに神業の域に達しているであろうか?
110歳になれば、描いた一つひとつの点や線が
まるで生きているように見えるだろう。」


そして、90歳。
死を目前にした北斎は大きく息をして
『天があと10年の間、命長らえることを私に許されたなら』と言い、
しばらくしてさらに、『天があと5年の間、命保つことを私に許されたなら、
必ずやまさに本物といえる画工になり得たであろう』と言ったそうです。

枯れない気持ちの素晴らしさ。
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by canoa | 2011-06-16 23:17 | + Arts
SAVE
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SAVE , Pray , 助けあい…救済のためのサイトがいろいろ。
被災地のために何か出来ることがないか?
真剣に考えた結果。僕も物資を送ったり義援金の協力をさせてもらったり
していますがこれらを取りまとめて具体的に動く方のご苦労は大変な事。
頭が下がる。そしてこれからまだまだ続く復興に向けての活動。
これこそ協力してみんなで頑張らなきゃいけない。
できればひとつにまとまって見やすくわかりやすい存在に
なってくれるといいなと思います…。
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こちらは世界中のたくさんのアーチストが今回の被災をテーマに表現しています。
みんなが日の丸をモチーフに。半分水につかっていたり、ひび割れていたり、
地震計だったり、SOSだったり、よく見ると真っ黒だったり。
…う〜ん。ちょっと待ってください。
被災している人たちに力を与えるものにしてほしいけど…。
そう言えば知り合いのカメラマンさんは2人程被災地に撮影に行っている。
これも事実を残すためならば報道カメラマンの方が行けばいいし
アートにしたいというのはちょっと動機が違う。どんな成果をみせてくれるのでしょうか。
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by canoa | 2011-04-17 08:22 | + Arts
もうひとつの宇宙 [表参道]
今日は銀座界隈でかみさんも僕も仕事の打ち合せがあったが
急ぎすませ待ち合わせ、表参道へ。
以前からかみさんの行きたがっていた Xavier Veilhan "FREE FALL"という
4点の作品を見にエスパス ルイ・ヴィトンへ。
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2009年にヴェルサイユ宮殿で開催したエキシビションが世界的に話題になっていたそう。
(僕は知らなかったが)今回は見たかったらしい。
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キュービズムの手法とスケールを考え直すことで生まれる作品、
それらが生み出す新しい空間、もうひとつの宇宙。
ピカソがいなければ生まれなかったモノ。その上でもっといろいろな作品が見たくなる。
エスパス ルイ・ヴィトンへは平日の夕方から夜に向かう頃に行くとさらにいいだろう。
休日の表参道はご存知のようにものすごい人の数です。それも若者ばかり。(笑)
早々に引き上げ、ゆっくり出来る場所でお茶をして帰宅。
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by canoa | 2011-02-19 23:51 | + Arts
冬の一日


2010年12月5日(日)


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12月最初の日曜日、午前中だけの時間ですがDucatiで上野まで。
上野の国立西洋美術館、今年はもう何回目だったかな〜?(笑)
公園は午前中にも関わらず気持ちのいい天気だったのでずいぶんな人出です。
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しかし、常設展示の美術館の中の人はまばら、ゆっくり過ごすことができます。
昨年だったかな…申請していた世界遺産への登録が見送られて、
また、来年の世界遺産会議に向けて準備をされているようです。
もし世界遺産に登録されたら…?
休みの度に日本中、いや世界中から人が押し寄せちゃったりして
こんな風にゆっくり過ごすこともできなくなるんでしょうかね。
出来ればまた、見送られちゃって欲しかったりして…(笑)
原美術館や庭園美術館のように人気じゃないけれど僕はここが好き。
何度来ても楽しいのは、その日の気持ちで作品の残り方が全然違うからでしょう。
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ピカソの男と女。この絵から感じるパワーはものすごい。
なんと88歳でこの絵を描いたそうなので驚いてしまいます。
そういえば、先日ピカソの作品が200点以上も新たに見つかった
と言うニュースが流れていましたね。
バルセロナもパリもピカソ美術館にはかなりの作品が展示されている、
一体ピカソは生涯どれぐらいの絵を残したんでしょうか?

調べてみみました。

ピカソの生涯作品
絵画・・・・・・・・・・・・・・13,500点
版画・・・・・・・・・・・・・・100,000点
本の挿絵・・・・・・・・・・ 34,000点
彫塑、陶磁器・・・・・・・ 300点
Total・・・・・・・・・・・・・ 147,800点

生涯に147,800点もの作品を残したそうです。
いつでも天才と称されるピカソですが、美術館で同じデッサンを何十枚も見た時には
やっぱり大変な努力の上に生まれてきている作品なんだと感じたのを思い出します。
これで150,000点を超えることになるわけです。
新しい200点、早くどこかで見せてもらいたいです。
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by canoa | 2010-12-05 15:08 | + Arts
おすすめの美術展


2010年11月5日(金)



「円山応挙素晴らしかったです。」


華道や茶道をたしなむ彼女はこんな世界がとてもお好きな様子。
名前は頭にある気がしたけれど… 誰?どんな作家? まったく思い出せず…。
江戸時代中期から現代の京都にまで続く「円山派」の祖だそうです。
脚のない幽霊を書いた最初の人らしい。
おすすめでもあるのでちょっと時間がとれたら行ってみよう…。

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彼女は会社の同じチームに一番最近(もう1年はすぎてるか…)入ってきたKさん。
ちょっと変わったオモシロイ人っていろんなところにいるけれど彼女もけっこう変わっている。
ロンドンの大学で写真を学び、自分でプリントをして作品を作っていたらしい。
愛機はハッセルブラッド…。
正統派の写真を学び、さぞやアート思考の強いアートディレクターなのかと思いきや…
実は彼女はコピーライター。
その転身の理由はまだ深くは聞いていないけれど、
アートがわかることはコピーライターとしてずいぶん力になるんでしょう…。
ドイツのクルマメーカーの仕事をしていていろんな車種のディテールまでを熟知している様子…。
それでいてロンドンから戻って日本の良さを再確認し茶道や華道に目覚めているんでしょうかね。
会社でもせっせと花を生けたりする姿が不思議な人。
あんまり一緒に仕事をする機会もなかったのですが最近ちょっと一緒にやっていることがあるので
合間に彼女のそんなバランスの取り方の理由でも聞いてみようか。

円山応挙の話の10分後…

「canoさん、これあげます。。」
「かわいいですよ〜」

と差し出されたのは、ブックマーカー。
国立新美術館で開催中のゴッホ展のもの。
・・・あのね〜!
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by canoa | 2010-11-06 08:03 | + Arts
シルバーウィーク [上野界隈散歩]


2010年9月24日(金)


曇り空の一日。
すっきり晴れればやりたいことがあったのですがこの天気で延期。
今週終わってしまうカポディモンテ美術館展へ。
国立西洋美術館を目指して上野界隈の散歩する…。
ナポリからやってきた約80点の絵画や彫刻や素描などをゆっくりと見て回った。
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平日なので合間に仕事の連絡がいろいろ入る。
iphoneのいいところはどこででも仕事ができること。
でも、それが本当にいいことなのかはわからない。
かみさんが無言で写真を撮っていた。
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常設のあるコルビジェの本館へ。
補修工事も終わっているのでこちらにもゆっくり時間をかける。
高校生らしき学生たちもみんなでじっくりのんびり楽しんでいた。
この空間にいるのはほんとうに好き。
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モネの睡蓮、日本でも14カ所の美術館が所有しているそうです。
オランジェリのようなスケールはないですが、
睡蓮の好きのかみさんはしばし立ち止まって動きません。
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帰りの首都高速の下り線。
週末とは違い思った以上の渋滞です。
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暇つぶしに朗読をしている…。
シルバーウィークも残すところ、あと2日です。
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by canoa | 2010-09-24 17:36 | + Arts
400年の時を経て



2010年8月1日(日)


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16世紀に生まれた、琴ペン。

先週、合間の時間にブリューゲルの版画の世界を見た。
琴ペンはブリューゲルが400年前に描いた不思議な動物。
ブリューゲルと言えば、旧約聖書に登場するバベルの塔を描き
西洋美術史の中でも大切な画家の一人。
そのブリューゲルの版画70点がベルギー王立図書館からやってきている。
見応えのある作品の数々。ずいぶん人気になっていてかなりの混雑でしたが
是非見たいと思っていた。

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生涯を通じ「人間とは何か」を問い続けてきたといわれる思想家ブリューゲル。
たくさんの宗教画ももちろん描いていますが、
16世紀に生きる民衆の姿を捉えた作品はとても印象的。
キリスト教的な教訓や日常生活に密着した諺などをテーマに
当時の人々の道徳感や生きる知恵をしっかりと描いています。

七つの罪源というシリーズの作品では
傲慢、激怒、怠惰、貪欲、大食、嫉妬、邪淫という
それぞれのテーマを醜い登場人物や異様な怪物たちの怠惰な様子で…。
細部に描かれたストーリーを観ているとあっという間に時間が過ぎて行ってしまう。
楽しいと思う反面、そんな人間像は今もなにも変わっていない…
と思わせるとても教訓的な絵だった。(笑) 

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by canoa | 2010-08-01 08:44 | + Arts
無関心、しかし無頓着ではなく



2010年7月17日(土)

国立新美術館まで21km。
梅雨明け宣言を受けて日差しが強いのはわかっていたけれど
思いっきり陽を浴びながら走る。

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久しぶりにテスターでバッテリーを計ってみると10.25Vしかない。
でも、良かった。エンジンはすぐに始動、快調に走りだす。

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新美術館に到着。
テラスでクール・ド・モンパルナスと言うリキュールの入った
アイスカフェオレ(マンレイの特別ドリンクだそう)を飲んで涼む…。
テラスも大人な味のリキュールカフェもいい感じです。

そして、マン・レイ展へ。
レイヨグラフやソラリゼーションを始め実験的な作品がたくさんあった。
ポートレートはコクトー、ピカソ、サティ、イサムノグチ…
そうそうたる人々。

見ていると、本当はテクニックやプリント技術、クオリティなんて
どうでも良くて何を表現するかだけを考えているんだろう…。
大事にしているのは自分のセンスだけ。
ポジフィルムでの作品もたくさんあって見応えたっぷりだった。
マン・レイはO型じゃないかな〜(笑)

「無関心、しかし無頓着ではなく」
彼の墓碑銘に刻まれた言葉でもあるそうです。

今さらマン・レイ!?と思うことなく…(笑)
今だから新鮮に見えるモノと初めて見るような作品がたくさんあり見応え十分でした。
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カラーポジ作品のカードを買って帰る。
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by canoa | 2010-07-17 19:40 | + Arts



SINGLE DUCATI DIARY
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